あ~。仕事が終わらない・・なんでこんなにやることが多いの?
そうですよね。仕事が多い中、子育てもあったら大変ですよね。
こんにちは。ノボルです。教育、子育てを共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事を両立しているママパパさんの力になりたいと発信しています。
- 先生って3学期終わるまでに何すればいいのだろう
- 年度末って忙しすぎて、何からやっていいかわからない・・
- 新年度が始まるまでに何をすればいいか教えて!
一般的に小学校では、3月は成績処理や次学年へのクラス替え、指導要録の作成や教室整備などなどやるべきことがたくさんあります。
私ノボルは現役小学校教師11年目になります。これまで、1年生の担任から6年生の担任まで全学年担任を経験しています。「子どもと大人が笑顔になることが教育」だという信念のもと、向き合ってきました。10年以上の教師人生と我が家でも6歳の娘と2歳の息子を持つ父親です。失敗や挫折を繰り返し、仕事と家庭の両立をめざすために、時短術や仕事術の発信をしています。
この記事では、小学校の先生が年度末にやるべきことを一覧にまとめ、3月の最終週にバタバタすることなく気持ちよく終えられる方法を紹介します。
そんな方法があるなら、ぜひ教えてほしい!
この記事を読めば、日々仕事に追われ疲れてしまっている先生が、春休みを気持ちよく迎えられることができます。
ノボルが父親として、そして10年以上教壇に立っている教師として培ってきた経験をこの記事に凝縮しました。「年度末にバタバタしたくない先生」は最後まで読んでください。
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
年度末にすることLIST

教室下足傘立て編
これらは、子どもたちと一緒にできるところですので、年度末の大掃除の時間にするのがオススメ。学年の先生方のところもやっておくと、信頼UP!
- はきそうじ
- つくえをふく
- カーテンを洗う
- ワックスがけ
- 備品・教具をもとの場所に戻す
- 自分の荷物をまとめる(転勤年は、処分も検討)
- 教卓を空っぽにする
- ロッカーをふく
- 窓ふき
- かべを激落ちくんでこする
- 黒板をきれいに(上の電球部分も)
- ロッカーのシールをはがす
- 下足をふく(最終日に子どもがする)
- 傘立ての番号シールを取る
- プリントを全て返却したかを確認
- 自分の荷物を次学年前に持っていく(春休み中)
- 教室・廊下の掲示物をはがす
- 掲示物を作品袋に入れて持って帰らせる
ポイントは、「細かく分ける」例えば、「教室の整理」とするのではなく、「机を運ぶ」「机をふく」とすると、進捗状況がいち早くわかります!
通知表編
- 道徳所見
- 総合的な学習の時間所見
- 総合所見
- 校長先生に確認してもらう
- 通知表の成績入力
- 行動の記録入力
- 担任印を押す
- ファイルに綴じる
私は所見を一気にするのではなく、「1日〇人ずつ」とその年の児童数に応じてコマ切れでしています。そうすることで、負担感が少ない!
公募(要録など)編
- 出席簿確認
- 健康診断表を打ち込む
- 歯科検査表を打ち込む
- 指導要録(A)
- 指導要録(B)
- 出勤簿整理
- 引継ぎ資料作成
- 私立・公立中学校へ送る資料作成(6年担任のみ)
- 私立へ入学する子用に送る資料を事務先生に確認(6年担任のみ)
公募は失敗してしまうと取り返しがつかないこともあるので、慎重に複数の目で確認して行うことを心がけています。
おまけ 自分磨き編
これまでは絶対にすべきものでしたが、おまけはあくまでおまけ。ノボルが春休み中にこれだけは欠かさずすることで、次年度1年間の見通しや自分の教師力を高めるためにしているものです。1つでも取り組んでみれば、成果は必ず出ます!
自分分析シートをつくる
来年どんなクラスにしたいかを考えてメモする(学年が確定したら詳しく)
来年度の第1回学年会資料を作成
春休みに1本研修に参加する予約をする
1年間使う教務必携購入
学年の先生へのお礼購入
30日、31日は感謝を伝える日に(転勤年限定)
自分磨きはほんっとうに楽しい!これこそ、時間をかけてじっくりと行いたいですね。
見通しを持つことで、仕事に追われない

学級担任をしているときの3月は本当に忙しいです。学期末の成績だけでなく、次年度に向けたことも合わせて行っていく必要があります。だからこそ年度末のTODOリストを作成して見通しを持つことは、仕事に追われないための重要な要素です。見通しを持つことで、日常の業務やプロジェクトに対する計画的なアプローチが可能となり、ストレスや焦りを軽減することが期待されます。
また、見通しを持つことで優先順位が明確になります。緊急性や重要度に基づいてタスクを整理し、最も重要な仕事に優先的に取り組むことができます。これにより、時間の有効活用が可能となり、仕事に追われることなく効果的に進捗できます。
さらに、予期せぬことが起こるのもこの時期。クラスのことだけでなく、校務分掌のことで「あれもしないと」「これもしないと」と。見通しを持つことは計画の柔軟性を高めます。予期せぬ変更や緊急な対応が発生しても、全体の進捗を把握しているため、適切な調整や対処が可能です。これにより、仕事におけるストレスや焦りを最小限に抑え、柔軟かつ冷静な対応が可能となります。
これらを意識することで、きっと、あなたは春休みに落ち着いた生活が待っています。TODOリストを作成しておくと時短にも効果的です。全てが無理でも、まずは1つでよいので実践してみてください。
私自身も、もっともっとアップデートしたいです!効果があったり、他にも実践していたりしていることがあればぜひコメントやプロフィールにあるXの投稿で教えてくださいね!
以上、「【仕事術】小学校の先生が年度末にすることLISTを一覧にしたよ!」の話題でした。
小学校の先生なら全員が使える!仕事を早める習慣ならコレ!
ほいじゃあね~👋