こんにちは。夏休みの終わりが見え、悲しさ半分と子どもたちと出会える嬉しさ半分が入り混じる気持ちのノボルです。
教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。
さて今回は、「夏休み明けの学級開き」編ですね。
「2学期の学級開きは何をすればいいのだろう。」
「夏休み明け、子どもたちは落ち着いて過ごせるかな。」
「2学期のスタートで失敗したくない。」
そんな不安を感じている先生も多いのではないでしょうか。
始業式の日に子どもたちにどのように声かけをしたらいいか教えて!
何に気をつけたらいいか、わからないニャン!
私は小学校教師として12年間勤務し、全学年の担任を経験してきました。現在は学年代表として、22歳の新任の先生と一緒に学年経営をしています。
これまで何度も2学期を迎えてきましたが、いつも感じることがあります。
それは、
「2学期は初日で流れが決まる」
ということです。
もちろん、初日だけですべてが決まるわけではありません。
しかし、子どもたちは夏休み明けに、
「先生はどんな気持ちで2学期を始めるのかな。」
ということを敏感に感じ取っています。
だからこそ、2学期の学級開きでは特別なことをする必要はありません。
大切なのは、
子どもたちが安心して教室に戻ってこられること。
そして、
「2学期も楽しみだな。」
と思える一日にすることです。
この記事では、現役小学校教師の経験をもとに、
- 夏休み中に準備しておきたいこと
- 2学期初日にやること20選
- やってはいけないこと
- 子どもとの関わり方
まで詳しく紹介します。
2学期のスタートに少しでも不安がある先生は、ぜひ最後まで読んでみてください。
今回は、こんな人に読んでもらいたいです。
- 始業式の日に失敗したくない先生
- 始業式の日に何をしたらいいかわからない先生
- 2学期以降、学級を安定させたい先生
ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。
まずは、ノボルの自己紹介から!
- 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
- 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
- Q-Uによる学級満足度90%越え
- 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
- 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
- 学年主任の経験
- 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
- 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
- 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
- 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
- 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
- 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。
- 2学期の学級開きが大切な理由
- 夏休み中に準備しておきたいこと
- 2学期初日にやること20選
- ①笑顔で子どもを迎える
- ②一人一人に声をかける
- ③教室はいつも通りを意識する
- ④まずは話を聞く時間をつくる
- ⑤先生も夏休みの話をする
- ⑥2学期の楽しみを伝える
- ⑦2学期の目標を一つだけ考える
- ⑧ 学習より生活リズムを整えることを優先する
- ⑨ 2学期に頑張ることを学級全体で共有する
- ⑩ 教室のルールを確認する
- ⑪ 持ち物を一緒に確認する
- ⑫ 教室を歩いて子どもの様子を見る
- ⑬ 子どもの頑張りを見つけて言葉にする
- ⑭ 配付物はゆっくり確認する
- ⑮ 2学期に楽しみなことを話し合う
- ⑯ 掃除や給食の役割を確認する
- ⑰ 席替えをする場合は目的を伝える
- ⑱ 先生自身が笑顔で一日を終える
- ⑲ 「明日も楽しみ」と思える終わり方をする
- ⑳ 先生も100点を目指さない
- ㉑ 黒板に歓迎のメッセージを書く
- ㉒ 健康観察を丁寧に行う
- ㉓ 保護者への連絡を大切にする
- ㉔ 明日への楽しみをつくって終える
- ㉕ 先生自身も「一つだけ」を意識する
- 2学期の学級開きでやってはいけないこと3選
- まとめ
- よくある質問(FAQ)
2学期の学級開きが大切な理由

4月の学級開きは、
「先生と初めて出会う日」
です。
一方で、2学期は違います。
子どもたちは先生のことを知っています。
だからこそ、
「どんな先生なのか」
ではなく、
「2学期はどんな毎日になりそうか」
を見ています。
例えば、
始業式の日に先生が笑顔で迎えてくれるだけで、
子どもは安心します。
逆に、
宿題や忘れ物ばかり確認されると、
「また怒られるのかな。」
という気持ちで教室が始まってしまいます。
夏休み明けは、
生活リズムが戻っていない子もいます。
学校へ来るだけで精一杯だった子もいます。
だからこそ、
まずは
「学校って安心できる場所だ。」
と思ってもらうことが何より大切です。
学習は、そのあとで十分間に合います。
安心感があって、はじめて子どもの成長につながります。
夏休み中に準備しておきたいこと

私は毎年、
夏休み中に全部を完璧に準備しようとは思いません。
若手の先生にも、
「一つだけ決めよう。」
と伝えています。
例えば、
- 国語の授業をもっと楽しくしたい
- 子どもをもっと褒めたい
- 朝の会を工夫したい
など、
一つだけテーマを決めます。
すると、
教材研究も、
教室環境も、
自然とそのテーマにつながっていきます。
全部頑張ろうとすると続きません。
一つだけなら続けられます。
夏休みは、
先生自身が成長するチャンスでもあります。
2学期初日にやること20選
①笑顔で子どもを迎える
子どもたちは、
久しぶりの学校に少し緊張しています。
だから、
最初に必要なのは
指導ではなく、
笑顔です。
「おはよう。」
「会いたかったよ。」
その一言だけで安心する子どもはたくさんいます。
②一人一人に声をかける
全員と長く話す必要はありません。
「元気だった?」
「背が伸びたね。」
「今日来られてよかったね。」
そんな短い会話だけでも十分です。
先生に名前を呼んでもらえるだけで、
子どもの表情は変わります。
③教室はいつも通りを意識する
夏休み明けだからといって、
急に教室を大きく変える必要はありません。
いつもの掲示物。
いつもの机。
いつもの黒板。
子どもは、
「変わらない安心感」
を求めています。
安心できる教室づくりを心掛けましょう。
④まずは話を聞く時間をつくる
夏休みには、
子ども一人一人に思い出があります。
全部を発表する時間はなくても、
友達同士で話す時間をつくるだけで十分です。
「先生に聞いてほしい。」
そんな気持ちを受け止めることが、
2学期の信頼関係につながります。
⑤先生も夏休みの話をする
子どもだけに話をさせるのではなく、
先生自身も夏休みの出来事を話しましょう。
失敗した話。
家族との思い出。
おすすめの本。
そんな話をすると、
子どもは先生を身近に感じます。
完璧な先生より、
親しみやすい先生の方が安心できます。
⑥2学期の楽しみを伝える
2学期は、
運動会や音楽会、校外学習など、学校によってさまざまな行事があります。
子どもたちにとっては、「大変な学期」ではなく、「楽しみな学期」と感じられるようにしたいものです。
例えば、
「先生はみんなと○○へ行くのが今から楽しみです。」
「今年はこんなことにも挑戦したいね。」
というように、先生自身の期待も言葉にしてみましょう。
子どもたちは、先生の前向きな気持ちに引っ張られます。
⑦2学期の目標を一つだけ考える
学級目標とは別に、一人一人が「この学期に頑張りたいこと」を一つ決める時間をつくります。
ポイントは、たくさん書かせないことです。
「一つだけ」で十分です。
目標が明確になると、2学期の生活にも目的が生まれます。
⑧ 学習より生活リズムを整えることを優先する
夏休み明けは、生活リズムが戻っていない子どももいます。
そのため、初日から長時間の学習を詰め込むよりも、
「学校生活のリズムを取り戻すこと」
を意識しましょう。
早寝・早起き、話の聞き方、移動の仕方など、学校生活の基本を思い出せる一日にすると、2日目以降も落ち着いて過ごせます。
⑨ 2学期に頑張ることを学級全体で共有する
一人一人が考えた目標を、ペアやグループで伝え合う時間をつくります。
「友達も頑張るんだ。」
と感じることで、前向きな雰囲気が生まれます。
全員の前で発表する必要はありません。
安心して話せる人数で十分です。
⑩ 教室のルールを確認する
2学期は学校生活のルールをもう一度確認する良い機会です。
ただし、
「守れていないこと」
ではなく、
「みんなが気持ちよく過ごすため」
という視点で話すことが大切です。
⑪ 持ち物を一緒に確認する
忘れ物がある子もいます。
だからといって、責める必要はありません。
「今日は確認の日。」
くらいの気持ちで、一緒に確認していきましょう。
困っている子がいたら、どうすれば準備できるかを一緒に考えることが大切です。
⑫ 教室を歩いて子どもの様子を見る
全体を見るだけではなく、一人一人の表情も見ましょう。
元気そうな子。
少し疲れている子。
静かな子。
夏休み明けだからこそ、小さな変化に気付くことが大切です。
⑬ 子どもの頑張りを見つけて言葉にする
「宿題を頑張ったね。」
だけではありません。
「元気に来られたね。」
「時間を守れたね。」
「笑顔で挨拶できたね。」
学校へ来られたこと自体を認めることも、大切な支援です。
⑭ 配付物はゆっくり確認する
初日は配付物が多くなりがちです。
一気に説明すると、子どもも混乱します。
一枚ずつ確認しながら進めることで、忘れ物や提出漏れも減ります。
⑮ 2学期に楽しみなことを話し合う
運動会、遠足、校外学習、音楽会など、学校行事を楽しみにしている子も多くいます。
「楽しみだね。」
という気持ちを共有すると、教室全体が前向きになります。
⑯ 掃除や給食の役割を確認する
当番活動は、学校生活をスムーズに進めるために欠かせません。
夏休み前のやり方を思い出せるよう、簡単に確認しておくと安心です。
掃除や給食指導について詳しく知りたい先生は、こちらの記事も参考にしてください。
⑰ 席替えをする場合は目的を伝える
2学期のスタートで席替えをする先生もいるでしょう。
その際は、
「気分転換のため。」
ではなく、
「新しい友達と学び合うため。」
など、目的を伝えることが大切です。
席替えの方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
⑱ 先生自身が笑顔で一日を終える
子どもは先生の表情をよく見ています。
忙しい一日ですが、最後は笑顔で
「今日もありがとう。」
と伝えましょう。
その一言が、次の日の安心につながります。
⑲ 「明日も楽しみ」と思える終わり方をする
帰りの会では、
「明日は〇〇をするよ。」
と、次の日の楽しみを伝えましょう。
見通しがあることで、子どもは安心して登校できます。
⑳ 先生も100点を目指さない
最後に一番伝えたいことです。
2学期初日から完璧な学級経営を目指す必要はありません。
私も毎年、
「今日はこれだけできた。」
と振り返るようにしています。
先生が笑顔で終われることも、子どもにとって大切なことです。
㉑ 黒板に歓迎のメッセージを書く
子どもたちが教室に入って最初に目にするのは黒板です。
だからこそ、2学期最初の日は黒板に歓迎のメッセージを書いておくことをおすすめします。
例えば、
「みんなに会えるのを楽しみにしていました。」
「2学期も一緒にたくさん挑戦しよう。」
「今日からまたよろしくね。」
このような短い言葉で十分です。
子どもたちは、「先生が待っていてくれたんだ。」と感じるだけで安心できます。
2学期のスタートは、先生から子どもたちへの最初のプレゼントです。
温かいメッセージで迎えましょう。
㉒ 健康観察を丁寧に行う
夏休み明けは、生活リズムだけでなく、心や体にも変化が表れやすい時期です。
「元気そうかな。」
「少し疲れている様子はないかな。」
「友達との関わり方はいつも通りかな。」
そんな視点で子どもたちの様子を見ていきましょう。
健康観察は、体調を確認するだけではありません。
子どもたちからの小さなサインに気付く大切な時間です。
私は、夏休み明けこそ健康観察をいつも以上に丁寧に行うよう心掛けています。
健康観察で意識したいポイントについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
㉓ 保護者への連絡を大切にする
2学期が始まるのを楽しみにしているのは、子どもだけではありません。
保護者の方も、
「久しぶりの学校生活は大丈夫かな。」
と少なからず不安を感じています。
だからこそ、学級通信や連絡帳などを通して、
「2学期もよろしくお願いします。」
という気持ちを伝えることを大切にしています。
短い一文でも構いません。
保護者との信頼関係は、こうした小さな積み重ねから生まれます。
㉔ 明日への楽しみをつくって終える
帰りの会では、
「今日できなかったこと。」
ではなく、
「明日が楽しみになること。」
を伝えて終わるようにしています。
例えば、
「明日は新しい係活動を決めるよ。」
「みんなで楽しい活動を考えよう。」
「図工の時間があるよ。」
など、子どもたちが少しでも前向きな気持ちで帰れる言葉を添えます。
学校生活は毎日の積み重ねです。
「また明日も学校へ行きたい。」
そう思える終わり方を意識しましょう。
㉕ 先生自身も「一つだけ」を意識する
最後に、一番伝えたいことがあります。
2学期初日から完璧な先生になる必要はありません。
私は学年代表として、22歳の新任の先生によく、
「全部やろうとしなくていい。」
「この夏休みは、一つだけ成長できることを見つけよう。」
と伝えています。
それは2学期が始まってからも同じです。
例えば、
- 子どもの話を最後まで聞く。
- 一人でも多く褒める。
- 笑顔で挨拶をする。
どれか一つで十分です。
一つの積み重ねが、子どもたちとの信頼関係をつくります。
そして、その姿を見た子どもたちも、一歩ずつ成長していきます。
先生も子どもも、焦る必要はありません。
全部やろうとしなくて大丈夫。
まずは、一つだけ。
その一歩が、きっと2学期をよりよい学期にしてくれるはずです。
2学期の学級開きでやってはいけないこと3選

① 「夏休みにお出かけした人?」と聞く
悪気なく聞いてしまいがちな質問ですが、私はできるだけ避けています。
家庭の事情で旅行へ行けなかった子もいます。
家で家族の手伝いを頑張っていた子もいます。
「何をしたか」ではなく、
「どんなことが心に残った?」
と聞く方が、どの子も安心して話せます。
② 宿題や持ち物がそろっていない子に厳しい態度をとる
夏休み明けは、忘れ物や宿題の提出漏れがあることもあります。
もちろん確認は必要です。
しかし、初日から強く叱ると、
「学校は怒られる場所」
という印象になってしまいます。
まずは、
「困っていることはない?」
と話を聞くことを大切にしています。
指導は、その後でも遅くありません。
③ 始業式中に子どもの後ろに立って校長先生の話を聞く
始業式では、子どもの後ろに立って見守る先生もいます。
しかし私は、
できるだけ子どもの横や前から一緒に話を聞く
ことを意識しています。
子どもは、
「先生も一緒に聞いている。」
と感じることで安心します。
また、校長先生の話にうなずいたり、大切な場面で子どもと目を合わせたりすることで、「今は大切な話なんだ」と自然に伝えられます。
「監督する人」ではなく、「一緒に学ぶ人」という姿勢は、2学期のスタートだからこそ大切にしたいと考えています。
まとめ

2学期の学級開きで一番大切なのは、特別な活動ではありません。
子どもが「学校って安心できる場所だ」と感じられることです。
そして、先生自身も完璧を目指す必要はありません。
私は学年代表として22歳の新任の先生によく、
「全部やろうとしなくていい。まずは一つだけ。」
と伝えています。
それは子どもたちにも、先生自身にも同じです。
この夏休みに準備したことを一つだけ実践できれば、それだけで2学期はきっと良いスタートになります。
焦らず、一歩ずつ。
子どもたちと一緒に、笑顔で2学期を始めていきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 2学期初日は授業をたくさん進めた方がいいですか?
いいえ。まずは学校生活のリズムを整え、子どもが安心して過ごせる環境づくりを優先することをおすすめします。
Q. 夏休みの思い出発表は全員にさせた方がいいですか?
無理に全員へ発表させる必要はありません。ペアやグループで話し合うだけでも十分です。
Q. 2学期の目標はたくさん書かせた方がいいですか?
おすすめは「一つだけ」です。一つに絞ることで、子どもも意識して取り組みやすくなります。
以上、「【2026年版】小学校2学期の学級開き完全ガイド|初日にやること20選」という話題でした。
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