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10月の学級経営で見直したいこと10選|中堅教師ノボルが実践する2学期後半のクラスづくり

こんにちは。ノボルです。

教育、子育て、習い事を共育=「大人も子どもも笑顔になる」と捉えて、頑張っている若手先生や仕事と家事に追われるママパパさんの力になりたいと発信しています。

さて今回は、「10月に見直したいこと」についてです。

突然ですが、10月になると突然、荒れるクラスが増えることを知っていますか?

いぬ先生

ゲッ。私のクラスもちょうど、子どもたちが私の話を聞かなくなってきたワン。

ねこ先生

どうすればクラスが荒れなくて済むか、教えてほしいニャン!

ノボル先生

知っているかどうかでクラスが安定します。今がチャンスです!

10月に入り、2学期も少しずつ後半へ向かっていきます。

9月は、夏休み明けの子どもたちが学校生活のリズムを取り戻すことを大切にしてきた先生も多いのではないでしょうか。

そして10月。

子どもたちは学校生活にも慣れ、友達との関係も深まってきます。

係活動や当番活動も、日常の一部になっています。

一方で、

そんな変化が見えてくる時期でもあります。

だから私は、10月を「学級経営を見直す時期」だと考えています。

何か新しいことを始める必要はありません。

ここまでの子どもたちの姿を見ながら、

「今の学級に必要なものは何か」

「逆に、もう必要なくなったものは何か」

を考えていく。

今回は、中堅教師として学年代表を務め、若手の先生と一緒に学級経営を考えてきた私が、10月に見直したい学級経営のポイントを10個紹介します。

2学期後半のクラスづくりを考えるきっかけになればうれしいです。

10年以上教壇に立ち、学年代表として若手教師と関わってきたノボルだからこそお伝えできることを紹介しています。

子どもも大人も笑顔に。

ボクがこうして情報を発信しているのは、子どもも大人も笑顔である生活をたくさんの先生にしてほしいからです。

まずは、ノボルの自己紹介から!

ノボル先生ってこんな人!
  • 『大人も子どもも笑顔になる』がモットー
  • 現役小学校教師11年目。1~6年全学年担任経験あり
  • Q-Uによる学級満足度90%越え
  • 教育、ビジネス、自己啓発などを中心に年間100冊以上の書籍を読破
  • 義務教育学校経験。小学校に所属しながら中1社会を担当経験
  • 学年主任の経験
  • 学級担任に加え、人権主担・生活指導部長・道徳推進教師など複数の校務分掌を掛け持ち
  • 病休経験→働き方を見つめマインドを整え小学校教員として復活
  • 娘と息子をもつ2児の父親『行動で示すカッコイイ父ちゃん』が目標
  • 1年間の育短(週に3日勤務、2日を育休)経験
  • 仕事と家事の両立をめざし、時短家事コーディネーター資格取得
  • 30歳を機に、フルマラソン挑戦。以降、毎年フルマラソン参加。

10月は学級経営を「見直す」タイミング

4月と10月では、子どもたちの姿が大きく違います。

4月は、まだお互いのことをよく知りません。

教師も子どもも、

「このクラスはどんなクラスになるのだろう」

と探りながらスタートします。

ところが、10月には半年近くの学校生活があります。

子ども同士の関係もできています。

教師との関係もできています。

学級のルールも、ある程度定着しています。

だからこそ、4月と同じ学級経営を続ける必要はありません。

子どもたちの成長に合わせて、教師の関わり方も変えていくことが大切です。

10月は、

「できていないことを直す」

だけではなく、

「できるようになったことを認める」

ことも大切にしたい時期です。

すべてを一度に変える必要はありません。

今の自分のクラスに当てはまるものを、一つだけ見つけてみてください。

10月の学級経営で見直したいこと10選

子ども同士の関係を見直す

まず見たいのが、子ども同士の関係です。

4月から半年近く経つと、友達関係は大きく変化します。

最初は仲が良かった子同士が少し離れていたり、逆に新しい友達関係ができていたりします。

そこで、

「誰と誰が一緒にいるのか」

だけを見るのではなく、

という視点を持ってみます。

特に大切なのは、目立つ子だけを見るのではなく、普段あまり教師のところへ来ない子を見ることです。

休み時間。

給食。

掃除。

移動。

こうした授業以外の時間に、子ども同士の関係が見えてくることがあります。

10月は、子どもの「今」をもう一度見る。

それだけでも、学級経営は変わります。

教師の声かけを見直す

次に見直したいのが、教師自身の声かけです。

学級が安定してくると、教師は無意識のうちに子どもへ細かく指示することが増えることがあります。

「早くしてください」

「静かにしてください」

「○○しなさい」

「ちゃんと聞いてください」

気が付けば、教師が子どもを動かす言葉ばかりになっていないでしょうか。

10月だからこそ、

と、子どもに考えを返す声かけを増やしてみます。

もちろん、すべてを子どもに任せる必要はありません。

教師が明確に伝える場面もあります。

大切なのは、

「教師が動かす」

から、

「子どもが考えて動く」

へ、少しずつ移行していくことです。

学級目標が「飾り」になっていないか見直す

4月に決めた学級目標。

今、子どもたちはその言葉を覚えているでしょうか。

教室の後ろに掲示してあるだけになっていないでしょうか。

学級目標は、掲示するための言葉ではありません。

日々の行動を考えるための「軸」です。

例えば、

「思いやり」

という学級目標なら、

「今日、思いやりのある行動はあったかな?」

と振り返ることができます。

「挑戦」

という目標なら、

「今日、誰が挑戦していたかな?」

と子どもの姿を見つけることができます。

10月は、学級目標を一度取り出してみましょう。

「この目標、今の子どもたちに合っているかな?」

「この半年間で、どんな姿が見られるようになったかな?」

と考えるだけでも十分です。

学級目標を作り直す必要はありません。

今ある目標を、もう一度「生きた言葉」に戻すことが大切です。

朝の時間を見直す

朝の教室は、その日の学級の状態を表していることがあります。

子どもたちは落ち着いて登校しているか。

朝の準備は自分たちでできているか。

友達と自然に関わっているか。

朝の会は慌ただしくなっていないか。

朝の時間を、一日のスタートを整える大切な時間として見直してみます。

「先生が声をかけなくてもできていること」

「まだ教師の声かけが必要なこと」

を分けてみるのです。

できていることまで教師が指示し続ける必要はありません。

子どもが自分でできることは、少しずつ任せていく。

それが2学期後半の主体性につながります。

朝の会について詳しく考えたい先生は、こちらの記事も参考にしてください。

係活動が「作業」になっていないか見直す

係活動も10月に見直したいポイントです。

係活動が始まった頃は、子どもたちも張り切っています。

ところが、時間が経つと、

「係の仕事を忘れる」

「一部の子だけが活動する」

「活動そのものがなくなる」

ということもあります。

そんなとき、

「もっとちゃんとやりなさい」

と教師が管理するだけでは、なかなか主体性は育ちません。

係活動は、

「学級をもっとよくするために、子どもが考えて動く時間」

だと考えています。

だからこそ、

「この係は今、クラスの役に立っているかな?」

「もっとやってみたいことはないかな?」

と子どもたちに問いかけてみます。

係を増やす必要はありません。

むしろ、今ある係の活動を一度振り返ることが大切です。

係活動について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

当番活動を「教師が確認する仕事」にしない

係活動と同じように、当番活動も見直します。

当番活動は、学級生活を支えるために必要な仕事です。

日直、給食、掃除、黒板など、毎日の学校生活には欠かせません。

ただし、教師が毎回、

「給食当番は?」

「掃除は?」

「黒板は?」

と確認しているのであれば、一度立ち止まってみます。

「教師が確認しなくても、子どもたちが自分で動ける仕組みになっているか」

を考えてみるのです。

教師の仕事を減らすことが目的ではありません。

子どもが自分たちの生活を自分たちで支える経験を増やすことが目的です。

10月は、

「先生が管理する学級」

から、

「子どもたちが動かす学級」

へ少しずつ変えていくタイミングでもあります。

教室環境を見直す

教室は、子どもたちの状態を映す場所でもあります。

机の上。

ロッカー。

掲示物。

教室の後ろ。

本棚。

学用品。

4月はきれいだった教室も、半年経つと少しずつ変化します。

だから10月に、一度教室を「子どもの目線」で見てみます。

「必要なものはすぐに取れるか」

「掲示物が多すぎないか」

「子どもの作品が大切に扱われているか」

「子どもが自分で整理しやすい環境になっているか」

などを確認します。

特に大切なのは、

「きれいにすること」だけを目的にしないことです。

子どもが自分で整理しやすい。

必要なものを自分で見つけられる。

自分たちの教室だと思える。

そんな環境をつくることが、学級経営につながります。

「できていないこと」ばかり見ていないか見直す

10月になると、教師は子どもの課題がよく見えるようになります。

「もっと話を聞いてほしい」

「もっと自分から動いてほしい」

「もっと友達に優しくしてほしい」

もちろん、課題を見つけることは大切です。

でも、課題ばかりを見ていると、できるようになったことを見落としてしまいます。

4月にはできなかったことが、今はできるようになっていないでしょうか。

最初は教師の助けが必要だった子が、自分で動けるようになっていないでしょうか。

友達との関わり方が変わった子はいないでしょうか。

10月は、

「何ができていないか」

だけではなく、

「何ができるようになったか」

を見る。

私はこれを意識しています。

教師が子どもの成長に気づくと、その言葉は自然と子どもに返っていきます。

そんな言葉が、子どもの自己肯定感を育てます。

教師が「やりすぎていないか」を見直す

これは、中堅教師として特に意識したいポイントです。

学級経営に慣れてくると、教師は先回りできるようになります。

子どもが困る前に助ける。

失敗する前に教える。

トラブルになる前に止める。

もちろん、それが必要な場面もあります。

しかし、教師が先回りしすぎると、子どもが自分で考えたり、失敗から学んだりする機会を奪ってしまうことがあります。

だから10月は、

「これは教師がやるべきことか?」

「子どもに任せられないか?」

と一度考えてみます。

教師がすべてを整えるのではなく、

「子どもが自分たちで整えられる環境」

をつくる。

2学期後半は、そんな学級経営を意識していきたい時期です。

「このクラスをどうしたいか」をもう一度考える

最後に、一番大切なことです。

「このクラスを、どんなクラスにしたいのか。」

10月に、もう一度教師自身が考えてみます。

4月には、きっと目標があったはずです。

「笑顔いっぱいのクラスにしたい」

「安心して過ごせるクラスにしたい」

「挑戦できるクラスにしたい」

「友達を大切にできるクラスにしたい」

半年経った今、その目標はどうなっているでしょうか。

できていること。

まだできていないこと。

子どもたちが成長したこと。

教師自身が変わったこと。

それらを一度整理してみます。

そして、

「ここからの3か月で、何を一番大切にするのか」

を一つ決める。

全部を変える必要はありません。

一つに絞るからこそ、教師の言葉も、子どもの行動も変わっていきます。

10月の学級経営で大切なのは「足すこと」より「見直すこと」

10月になると、

「何か新しい取り組みをしなければ」

と考えてしまうことがあります。

新しい活動。

新しいルール。

新しい係。

新しい学級目標。

もちろん、新しいことが必要な場合もあります。

でも、私はまず「今あるもの」を見直すことをおすすめします。

子どもたちは4月から成長しています。

だからこそ、4月に決めたことをそのまま続けるのではなく、

「今の子どもたちに合っているか?」

と考えてみる。

これだけでも、学級経営は変わります。

夏休み明けの学級経営では、まず「教える」より「整える」ことを大切にしました。

10月は、その先の段階です。

整ってきた学級を、今の子どもたちに合わせてもう一度見直していきます。

夏休み明けの学級経営について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

中堅教師として10月に大切にしていること

私自身、中堅教師として学年代表を務め、若手の先生と一緒に学級経営を考える中で、最近特に感じることがあります。

それは、

「正解を教えること」だけが教師の役割ではない

ということです。

経験を積むと、ある程度のことは予測できるようになります。

「このままだと、ここで困るかもしれない。」

「この声かけをすれば、うまくいくかもしれない。」

そんな経験知も増えてきます。

でも、だからといって、すべてを先回りする必要はありません。

若手の先生にも、子どもたちにも、

「自分で考える時間」

があります。

私は、これまでの経験を伝えながらも、

「どうしたい?」

「何を大切にしたい?」

と問い返すことを大切にしています。

学級経営にも、唯一の正解はありません。

目の前の子どもたちを見て、その時々で考えていく。

それが教師の仕事の面白さでもあると思っています。

10月に学級経営を見直すときの3つの視点

「子どもの事実」を見る

「最近、落ち着かない気がする」

という感覚だけで判断するのではなく、

「いつ、どんな場面で、どんな姿が見られるのか」

を見ます。

子どもの事実を見ると、教師の次の一手が変わります。

「できるようになったこと」を見る

課題だけを見るのではなく、成長を見る。

半年間の積み重ねは、必ず子どもの姿に表れています。

教師がその成長に気づくことが、子どもの自信にもつながります。

「教師がやりすぎていないか」を見る

教師が頑張れば頑張るほど、学級がよくなるとは限りません。

子どもに任せられることは、少しずつ任せる。

子どもが考えられることは、少し待つ。

そんな余白も学級経営には必要です。

10月の学級経営は「一つだけ」見直してみよう

10月の学級経営で見直したいことを10個紹介しました。

全部を一度に変える必要はありません。

むしろ、変えすぎないことが大切です。

「今の自分のクラスなら、どれが一番必要だろう?」

そう考えて、一つだけ見直してみてください。

学級経営は、大きな改革だけで変わるものではありません。

教師の一つの声かけ。

子どもの一つの行動。

教室の一つの変化。

そんな小さな積み重ねが、学級の空気をつくっていきます。

10月は、2学期後半のスタートです。

新しいことを増やす前に、

「今のクラスには何が必要なのか」

をもう一度、子どもたちと一緒に考えてみませんか。

子どもも大人も笑顔になれる学級を目指して。

私も、一人の中堅教師として、今日の教室を見つめ直していきます。

まとめ|10月は「学級を作り直す」のではなく「今を見直す」

10月は、学級経営を見直す絶好のタイミングです。

4月からここまで、子どもたちは確実に成長しています。

だからこそ、4月のやり方をそのまま続けるのではなく、今の子どもたちに合わせて教師の関わり方を変えていきます。

大切なのは、何かをたくさん増やすことではありません。

「一つだけ見直す」

ことです。

子どもの関係を見る。

教師の声かけを見る。

学級目標を見る。

係活動を見る。

そして、

「教師がやりすぎていないか」

を見直す。

10月からの3か月が、子どもたちにとってさらに成長できる時間になるように。

まずは今日、教室をいつもと少し違う角度から見てみてください。

以上、「10月の学級経営で見直したいこと10選|中堅教師ノボルが実践する2学期後半のクラスづくり」の話題でした。

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ABOUT ME
ノボル先生@共育×子育て×習いごと
\先生こそ自分らしく笑顔で働こう/子どもも大人も笑顔になる習い事を発信|共育=子どもも教師も成長がモットー|小学校教師11年目全学年担任経験。小中一貫校勤務経験|授業満足度毎年9割の授業づくり発信|2児の父親。育短(週に2日育休)1年間取得|時短家事コーディネーター|年間100冊読書|毎年フルマラソン完走|パパママの笑顔が最幸の子育て